高砂 市 パチンコ「大企業=成功」という呪縛から解放されよ 魅力的な職場に出会うにはどうしたらいいのかパチンコ 心斎橋 アクセス

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javascript スロット 回転k8 カジノ 大愚和尚(たいぐおしょう)のビジネス説法

イーサリアム 取引 所 「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶、大愚和尚(たいぐおしょう)が、ビジネスにまつわる疑問、悩みを“仏教の視点を持って”解決。今回のテーマは「大企業に勤めること=成功か?」。人材流動性が高まる昨今、転職を検討している人は、どういう基準で企業を選べばいいのか? 和尚が自身の過去を振り返りつつ説く。

photo佛心宗大叢山福厳寺住職、大愚和尚(たいぐおしょう)。仏教の視点をもって、国内外から寄せられた相談に応えるYouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」でも、多くのビジネスパーソンの悩みを解決する僧侶には「どうしてもなりたくない」――17歳、起業家の第一歩

 私は寺の住職ですが、会社経営者としての顔もあります。また、経営者向けにコンサルをしたり、魅力ある人や事業に投資したりもしています。そんなことを書くと、「僧侶が経営者?」と揶揄(やゆ)する人もあろうと思います。しかし、私が僧侶でありながら「経営」にも携わっているには理由があります。

 私は、禅寺の弟子として育ちました。3歳で経本を持たされ、5歳で法事デビュー。10歳で得度(とくど)をしたのですが、厳しい師匠、堅苦しいしきたり、重苦しい伝統に反発し、17歳のときに「僧侶だけにはなるまい」と心に決めました。

 お寺を離れ、自立するためにはお金が必要です。そう思いたった私は、お寺の一室を借りて英語の塾を始めました。わら半紙に手書きで宣伝文句を書いてチラシを作り、学校帰りに住宅街にポスティングを続けて生徒を集めたのです。週1回、2クラスだけの営業でしたが、高校2年から3年までの1年間で150万円ほどの貯金ができました。今思えば、私にとって初めての起業経験でした。

修行と経営者、二足のわらじで感じた疑問 「何のために働くのか?」

 大学進学後は、同じように英語塾を営んだり、アルバイトを掛け持ちしたりして、月に60~70万円ほどの収入を得ていました。そして大学卒業後は、海外へ出ていくつもりでした。しかし、大学の仏教科に在学しながらアルバイトばかりに精を出している私を心配してくださったのでしょう。恩師から「せっかく寺の息子として育ったのだから、若いうちにちゃんと仏教を学び、修行しておけ」と諭されたのです。私はそのアドバイスに従って、曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)に修行に入り、さらに大学院に進学して、仏教を広く学びました。

 けれども、私の将来への迷いが消えることはありませんでした。依然として僧侶になることへの抵抗があったのです。

それからどうした?k8 カジノ

デジカメ 中古 おすすめ 私は大学院に通いながら起業します。私自身が身体を痛めたことから、治療院やリハビリトレーニング施設の運営を始めたのです。売り上げが立つようになると、事業拡大のために1億円近い借入を起こしました。夢中で働いたかいあって、借金を5年で完済。役員報酬も好きなように決められるようになりました。

 しかし、従業員も増え、新規事業も立ち上がるようになると、今度は、人の問題に突き当たります。社員に対して、技術は教えられる、知識も教えられる。けれども、人格はなかなか教えられない。人間関係の問題に行き詰まったとき、売り上げや報酬の金額を上げるだけでなく、人が成長する組織を作る必要を感じました。そのためには、私が小さな欲に捉われていてはいけない。私自身が人として成長しなければならない。

 私は仏教に指南を求めました。あらためて修行をしたい。学問知識としての仏教ではなく、僧侶資格を得るための修行ではなく、自分の心を修め養う修行をしたいと、強く思いました。そこで社長の座を後進に譲り、3年をかけてインドから日本までの仏教伝導ルートを巡ったのです。そして訪れたミャンマーのパガンで、人生を変える物語に出会います。

魅力ある「夢」が、魅力ある組織をつくる

 パガン遺跡は、11世紀から13世紀に栄えたパガン王朝の跡で、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボルブドール遺跡と合わせて、世界三大仏教遺跡と呼ばれています。そこで私が心動かされた物語とは、パガン王朝の初代アノーヤター王の国づくり哲学でした。よりよい国づくりのためには、優れた生き方の指針が必要だとして、アノーヤター王は、数ある教えの中から仏教を選びました。仏教が、自我を離れて、少欲知足に暮らし、勤勉に働き、戒律を守って、自らの身口意(しんくい)を整え、人々と調和し、社会に貢献し、自助努力によって人生を切り開く生き方を説く教えだからです。

 アノーヤターは、自ら仏教に帰依し、寺院や仏塔を建設して、仏教の教えを広めます。仏教が民衆に広く浸透した結果、パガン王朝は大いに繁栄し、その繁栄ぶりはシルクロードを旅して広く世界を知る行商人が「このような豊かな国は見たことがない」と感嘆するほどだったといわれています。

photo決意を新たにしたミャンマーのパガン。写真はスラマニ寺院(画像はイメージ、出所:ゲッティイメージズ)

 パガンを訪れて以降、私の中に「小さくとも美しい寺町を創ろう」という誓願が芽生えました。人がいて、生きがい(仕事)があって、町ができる。経済的な豊かさの根源は、人々の自由で規律ある生活と、精神的な豊かさにある。そう確信した私は、自分の使命を、「仏教を社会に伝え広めること」に定めました。と同時に、小さくとも美しい「寺町を創造しよう」これが私の切なる願いとなったのです。

 2015年、私は福厳寺の住職に就任しました。そして、「寺町構想」に賛同する企業の幹部を対象とした、経営マンダラ研究会を開催し始めました。そこに参加するベンチャー各社には、それぞれ魅力的な物語があります。目指したい方向性や、実現したいビジョンがあります。そして何より、ベンチャーゆえの活気、身軽さ、柔軟さがあり、主体的で元気なのです。

 また、私がこれまで研修を務めたベンチャー企業を見ていると、魅力的な「夢物語」に邁進(まいしん)する経営者がいて、その夢にひかれてスタッフが集まっている傾向があります。今や大企業でも経営破綻してしまう時代です。本当に優秀な人は企業規模だけを見て会社を選んだりはしないものです。

本当に優秀な人材が選ぶ企業とはk8 カジノ

スロット モバイル自分で起業するか、ベンチャーに入るのです。保身のために大企業に入ろうとする時点で、本当に優秀だとはいえません。

 魅力的なベンチャーは、優秀な人を求めています。けれども、ベンチャーの求める「優秀さ」とは、必ずしも学業成績のことではありません。想定外の出来事への柔軟性、給与の多少に動じない主体性、未知の体験への好奇心、違いや工夫、一見意味のないことを楽しめる子ども心、成果や失敗、喜びや痛みを仲間と分かち合える共感力。

 そんな力を持った人が、真に優秀な人材なのです。

大企業に行くことが全てではない そのワケは?

 大企業に入ると、名誉欲も満たされるし、仕事は定時で終われるし、役割分担もハッキリしているし、給与も、福利厚生も、休みも手厚くもらえます。大きな金額、大きな仕事に関われて、広い人脈が築けるなどのメリットもあります。しかしデメリットもあります。

 大企業はトップでも皆、サラリーマンです。自分の身銭を切って勝負しているわけではありません。自然と保身に走り、短期的な視野で物事を考えてしまう傾向は否めません。19年から始めた、YouTube上のお悩み相談番組『一問一答』には、仕事に悩み、生き方に迷う人々からの相談が相次ぎます。その中には、大企業に勤める人々からの嘆きや相談が少なくありません。

 「仕事はいただいている。給与や休みにも不満はない。親も家族も満足している。けれども、自分で成長を感じられない。本当にこのままここに居て、いいのだろうか」

 「大企業とて安泰ではない。危機感はあって、提案もある。けれども、取り合ってもらえないし、上司は保身ばかり考えている」

 自己の成長や会社への貢献を真剣に考える人ほど、大組織の中にあって、閉塞感や無力感を感じているようです。知名度や給与が高くても、成長を感じられない仕事と、まだよく知られていないけれど、魅力的な商品やサービスを提供する仕事。特に若い人にはぜひ、安定して見える大企業という選択以外にも、不安定に見えるけれど、チャレンジと成長のあるベンチャーという職場があることを知っていただきたいと思うのです。

「魅力と厳しさ」が採用を増やし、離職を減らすカギになる

 最後になりましたが、私のもとにはよく、「どうしたら採用を増やし、離職を減らすことができますか」という、経営者からの相談が届きます。それに対する私の答えは、「魅力と厳しさ」です。

 応募がないということは、魅力がないということ。離職が多いということは、厳しさがないということ。

 「魅力」とはひきつける力です。私がいう魅力とは、給与の額や休みの多さ、福利厚生の充実などのことではありません。もちろん、それらを充実させる企業努力をすることは大切でしょう。けれども、他より多い給与、他より多い休みなどを提示できなければ人が集まらないということは、職場にそれ以外の魅力が無いという証拠です。安定を求める人ばかりを集めても、真に魅力的な職場にはなりません。魅力的なサービスや商品を提供することもできません。

 「魅力」が先、「安定」は後です。

 「離職」は、働く喜びを感じられないときに最多化します。人が「面白くない」と感じるときは、その人が成長していないときです。人は必ずしも報酬のためだけに働くわけではありません。大企業で十分な給与と休暇をもらえても、離職する人がいます。零細企業で給与も休みも満足にもらえなくとも、仕事に行くことが楽しくて仕方ないという人もいます。その違いは何かというと、成長です。成長のために欠かせない要素は厳しさです。

 意外に思われるかもしれませんが、人類の歴史をみれば、厳しさが進化を促したことは明白です。ただし、ここでいう厳しさとは、怒ったり、激務を与えたりすることではありません。厳しさとは一貫性です。知識、技術、経験など、部下の成長のために、情熱と忍耐をもって、一貫して適度なハードルを与えられる上司や環境がある職場。そんな職場こそ、離職が少ないものなのです。

 職場は、家よりも長く居る場所です。仏教では「正命(しょうみょう)」と呼んで、正しく、楽しく、やりがいのある仕事に従事することを重視しています。どんな会社、どんな商品、どんなサービスにもライフサイクルがあります。無情の世の中にあって、絶対安定、絶対永続する職場などありません。

 どんな職業、どんな職種、どんな役職にも苦楽があります。一切皆苦(いっさいかいく)の世の中にあって、楽しいこと、楽な仕事ばかりではありません。どうせ働くのなら、主体的に喜んで働きたいものです。どうせ生きるなら、主体的に楽しんで生きたいものです。仏教ではそのように働き、生きる人のことを、主人公と呼びます。

 どんな職場にあっても、強制されるのではなく、主人公として働きたいものですね。

著者:大愚元勝(たいぐ げんしょう)photo

佛心宗大叢山福厳寺住職。株式会社慈光マネジメント代表取締役。慈光グループ会長。僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。駒澤大学、曹洞宗大本山総持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。 僧侶、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。

HPにて「お悩み相談」を受け付けているほか、YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」で国内外から寄せられた相談にも対応する。著書『苦しみの手放し方』(ダイヤモンド社)、『最後にあなたを救う禅語』(扶桑社)、『人生が確実に変わる 大愚和尚の答え』(飛鳥新社)など。

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