北斗 の 拳 dd パチンコ豊橋鉄道×豊橋市×テクテクライフ、スタンプラリーのDXで観光力アップ三重 オールナイト 最高 出 玉 パチンコ
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無料 ゲーム タブレット 豊橋鉄道の電車やバスを利用したデジタルスタンプラリー「テクテク豊橋ブラ散歩」が2023年2月28日まで開催中だ。豊橋鉄道の観光集客と、豊橋市の公共交通利用推進に貢献するイベントで、スタンプラリー参加店舗の評判も良いようだ。
テクテク豊橋ブラ散歩ポスタービジュアル(出典:愛知県、テクテク豊橋ブラ散歩)
愛知県豊橋市は愛知県南東部、渥美半島の根元に位置する中核都市だ。人口は約37万人。世帯数は約16万3500。主な観光地として「のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)」「二川宿本陣」などがある。グルメには「ちくわ」と「豊橋カレーうどん」、お菓子好きには「ブラックサンダー」の工場があるところでも知られる。産業面では臨海工業地帯があり、農地も広い。三河港は自動車輸入全国1位だ。だから輸入車の広報車は豊橋ナンバーが多い。
鉄道分野で、豊橋駅は東海道新幹線「ひかり」の停車駅。名古屋鉄道と豊橋鉄道渥美線が乗り入れる。豊橋鉄道市内線という路面電車も走っている。鉄道ファンにとっては、豊橋鉄道市内線の「日本一の急カーブ」が有名である。そして渥美線の1800系電車は元東急7200系だ。ダイヤモンドカットの前面形状が特徴で、東急ファンの人気も高い。
鉄道ファンにとって豊橋は「路面電車のまち」(筆者撮影)東急ファンにとって豊橋鉄道渥美線は「名車、東急7200系(豊鉄1800系)が走る路線」(筆者撮影)網走の成功談がきっかけk8 カジノ 網走の成功談がきっかけ
パチスロ 目 押し 練習 ゲーム 「テクテク豊橋ブラ散歩」のきっかけは、位置情報を使ったゲーム「テクテクライフ」が行った2つのコラボだった。1つは北海道網走市とのコラボ「テクテク網走めぐり」、もう1つは釧網本線沿線のコラボ「テクテク釧網本線めぐり」だ。
「豊橋鉄道も渥美線と市内線で、ほぼ毎年スタンプラリーをやっていました。紙のスタンプシートで、参加条件はワンデーフリー乗車券の購入です。これを毎年のようにやってきたところ、人気があって、根強いファンの方もいらっしゃる。そんなときに網走市の取り組みを知りました。地域のスタンプラリーをテクテクライフのようなゲームとしてやれたらおもしろいと思いました。ちょうど社内でDXに取り組みたいという課題もあって、いろんなビジネスの種を探しているなかで、杉山さん(筆者)の記事を見つけたんです」(豊橋鉄道 総合企画部 河合秀文氏)
◆北海道のローカル線を盛り上げる位置情報ゲーム「テクテクライフ」、仕掛け人に聞く(21年11月7日の本連載)
◆「位置ゲー」はローカル線活性化の切り札になる(21年11月27日、東洋経済オンライン)
「テクテク豊橋ブラ散歩」は、スマートフォンアプリの位置情報ゲーム「テクテクライフ」を使う。参加条件は豊橋鉄道のモバイル版フリーきっぷ「いこまい豊橋 電車バス1日フリー乗車券」を利用すること。豊橋鉄道ではほかに従来の紙のフリーきっぷも販売しているけれど、モバイル版だけに表示される「いこまいコード」がスタンプラリーのチェックポイントで必要になる。この仕掛けはモバイルチケットの利用を促している。
スタンブラリー参加手順。スマートフォンを使い慣れている人なら簡単だ(出典:CDG、豊橋市でスマートフォン向け位置情報ゲーム『テクテクライフ』を使った「テクテク豊橋ブラ散歩」開始!)
あとはゲームを起動し、チェックポイントを巡る。スタンプラリーは5つのコースがあり、各コースですべてのスタンプを集めると抽選に応募できる。景品は鉄道模型や豊橋鉄道グッズ、豊鉄バスグッズなど。乗り物ファンに片寄った内容のような気がするけれど、豊橋市の人々にとって豊鉄は馴染みの会社だから、地元の人々も楽しんでいるようだ。
アプリでチェックポイント付近に近寄るとチェックインできる。チェックポイントによっては店内に掲示されたキーコードが必要で、来訪者による消費を促せるテクテクライフはスタンプラリープラットホームだk8 カジノ テクテクライフはスタンプラリープラットホームだ
仮想 通貨 信用 取引 おすすめ 「テクテクライフ」は地図上で自分が存在した区画(街区)を塗りつぶしていくゲームだ。生活している場所、旅した場所を塗りつぶしていくと、アプリの地図上で自分の足跡を残した気分になる。いつもより遠くまで散歩してみようとか、旅の行きと帰りでルートを変えて塗りつぶそうという気分になるし、ちょっとした達成感を得られる。常にスマートフォンを見ながら歩くと危ないから、通過した区画を「予約ぬり」として24時間保持してくれる。散歩の休憩や、自宅や宿に落ち着いた時に塗ればいい。
塗りつぶす地図の対象は日本全国だ。自分が通った場所を塗りつぶす「げんちぬり」でポイントが手に入り、そのポイントを使って、塗りつぶした隣の区画を塗る「となりぬり」ができる。字(あざ)、さらに区や市など行政地域を塗りつぶすとボーナスポイントをもらえる。ポイントを消費するとげんちぬりの対象範囲を広げる機能などを使える。
月額課金すれば、ほかのアプリを使用中でも「げんちぬり」が可能な「バックグラウンドぬり」ができる。長距離移動したときなど「予約ぬり」の数が多いときは、都度課金で1000区画、5000区画、10000区画の一括塗りもできる。1000区画もポチポチ塗っていくとかなり時間がかかるから、こういう「ちょっと便利に」機能でマネタイズしているわけだ。
テクテクライフには「地図を塗る」という基本の遊び方のほかに「チェックイン」機能がある。日本全国の駅にチェックポイントが設定されており、チェックインボタンを押すとスタンプが表示される。例えば「ある路線のすべての駅を集める」という遊び方もできる。駅のほかに都道府県庁、城、運営スタッフおすすめのサウナ、ラーメン屋、名所などがチェックポイントになっている。
「テクテク豊橋ブラ散歩」は、このスタンプラリー機能を使う。豊橋市内に26カ所のチェックポイントが設置され、「市電沿線てくてくコース」「豊橋珍景!映え映え!コース」など5コースのスタンプラリーが設定された。1コースをクリアするごとに鉄道模型や鉄道グッズなどが当たるキャンペーンに応募できる。
スタンプラリーを進めると抽選でグッズプレゼントに応募できる
チェックポイントは豊橋鉄道総合企画部が選定した。「豊橋鉄道と豊橋市の有名スポットと、担当者が好きな店」とのこと。取材はキャンペーン開始から約1カ月後だったけれども、商店からは早くも「テクテクのお客さんが来た」と評判が良いという。チェックポイントは位置だけではなく、店内に掲示された看板メニューなどのキーワードや、前出の「いこまいコード」が必要になる。つまり、デジタル版のフリーきっぷを買わないとプレゼントに応募できない仕掛けだ。豊橋鉄道の売り上げに貢献する。
スタンプラリーの5コースとチェックインスポット一覧
テクテクライフは過去に人気アニメ『エヴァンゲリオン』とコラボしたスタンプラリーを実施しており、名古屋鉄道や天竜浜名湖鉄道でもスタンプラリーを実施した。これらは映画とのタイアップが主だった。網走市や釧網本線、そして今回の豊橋市は少し趣が異なり、自治体が観光誘客を意図している。地図を塗るゲームだけではなく、スタンプラリープラットホームとして地方創生に貢献する。網走市でも聞いたけれど、デジタルプラットホームで専用アプリを作るとコストが高すぎる。それに比べて、あらかじめシステムがあり、認知度の高いゲームを使わせてもらう利点は大きい。
豊橋市の観光認知度を上げるk8 カジノ 豊橋市の観光認知度を上げる
スロット 全 台 系 豊橋市役所は、地域の公共交通を運行する豊橋鉄道や豊鉄バスなどへ補助金による支援を行っている。公共交通の利用促進施策に取り組んでおり、利用率が向上することで、まちの発展にも寄与すると考えている。
「いこまい豊橋 電車・バス1日フリー乗車券」の利用範囲(出典 豊橋鉄道、「いこまい豊橋 電車・バス1日フリー乗車券」他の発売について)
「コラボの件を豊橋鉄道さんから相談されたときに、市役所としては公共交通とゲームのコラボは非常におもしろいと思いました」(豊橋市役所 都市交通課 加藤孝亮氏)
豊橋市には、他の都市のような強い吸引力を持った観光名所が少ない点が悩みだという。冒頭にあげた「のんほいパーク」は多くの来客があるとはいえ集客は近郊が多い、歴史の街並みが残る「二川宿」や「吉田城趾」は歴史ファン向けにとどまる。
しかし、豊橋鉄道そのものが観光資源ともいえる。「路面電車に乗ってみたい」「東急線を走っていた懐かしい電車に乗りたい」といった要望は、鉄道ファンにとどまらない。「豊橋カレーうどんを食べてみたい」「名物のちくわやおでん種がほしい」「ブラックサンダーの豊橋版パッケージがほしい」などグルメの魅力もある。豊橋に行きたい、きっかけがほしいという人に、このキャンペーンが背中を押す。
豊橋鉄道ゆかりのチェックポイントもある。チェックイン完了後、豆知識や付近のおトク情報もあるので、スクロールして確認したい(ゲーム画面より)
全国のテクテクライフユーザーにとって「テクテク豊橋ブラ散歩」は豊橋来訪のきっかけとなる。網走市で起きた現象が豊橋市でも起きる。三大都市から遠い網走市もテクテクライフの吸引力が効いた。そうであれば、東海道新幹線停車駅の豊橋市ならもっと多くの交流人口を獲得できるだろう。
予算不足の自治体を救った支援策k8 カジノ
カジノ サイコロ ゲーム ところが、おそらくどこの自治体もそうだが、予算に余裕がない。上記の通り、豊橋市はすでに公共交通に補助金を出している。スタンプラリーは観光誘客になるとしても遊びの部分が目立つ。確度の高い効果が立証されない限り理解を得にくい。
そこに国の支援策があった。観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」だ。地域などが作成した「観光拠点再生計画」に基づき、全国100カ所を目安に観光拠点を再生し、地域全体で魅力と収益力を高める事業について、短期集中で強力に支援する。令和2年度第3次補正予算事業である。事業区分は「自治体・DMO型(区分1)」「事業者連携型(区分2)」「交通連携型(区分3)」となっていて、区分1と2はかなり絞り込まれたものの、区分3は申請がほぼすべて合格し、均等に予算配分されたようだ。
国の支援制度も活用した。今後、観光やDXなどで新たな機会があるかもしれない(出典:観光庁、既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業)
紙のスタンプラリーに対して、「テクテクライフ」はお年寄りなどスマートフォンに不慣れな人や、子どもなどスマートフォンを持っていない人に馴染まない。そこは保護者が同行して一緒に楽しむなどの工夫が必要だ。地元の人々には別の機会を用意するとして、今回は観光に特化した。
ついでにいうと、渥美線には筆者の苗字と同じ「杉山駅」があり、筆者の思い入れも深い(笑)。その杉山駅までが豊橋市で、スタンプラリーの範囲はここまで。渥美線全線になっていないところが乗り鉄には惜しい。自治体単位ではなく路線単位で関連自治体も連携してやってくれたら良かった。
しかし区分3の条件を見て納得だ。「計画の申請者は交通事業者で、構成員に観光分野の事業者または観光関連の団体を含む」となっている。「テクテク豊橋ブラ散歩」は豊橋観光コンベンション協会が協力している。次の機会があったら田原市も参加してほしい。
デジタル先進都市豊橋、DXとMaaSのステップへk8 カジノ デジタル先進都市豊橋、DXとMaaSのステップへ
betting 豊橋市にとって「テクテク豊橋ブラ散歩」はMaaS(Mobility as a Service、移動サービスの最適化)のステップでもある。実は豊橋市はスマートシティ先進都市だ。総務省の「地方自治情報管理概要」に基づいて「日経グローカル」が採点した電子化推進度ランキングにおいて、豊橋市は10位である。行政窓口の電子化が進み、「所得・課税証明書」「上下水道利用」「公文書公開」などの手続きをオンラインで利用できる。職員の業務システムをAIで最適化し、902時間の業務を479時間まで削減した。総務省の自治体行政スマートプロジェクトでは税務業務部門の代表幹事だ。
◆「電子政府」内外動向を探る(第4回)豊橋市(愛知県)(21年4月20日、リコー経済社会研究所)
チェックポイントにはないけれど、筆者が推すもうひとつの豊橋名所は「豊橋駅地下駐輪場」。駅前再開発で設置した広大な駐輪場だ。東口(とめちゃりん東)は3300台の自転車と900台の原付自転車、西口(とめちゃりん西)は1200台の自転車と100台の原付自転車を収容する。圧倒的な規模で駅前の違法駐輪を一掃したという。18年前に見たとき、こんな駐輪場が自宅最寄り駅に欲しいと思った(筆者撮影)
豊橋市は、さらにDXによる業務効率化と市民サービスの拡充を進めている。そのなかにはもちろんMaaSも入っている。実は「テクテク豊橋ブラ散歩」の参加条件となっている「いこまい豊橋 電車バス1日フリー乗車券」もMaaSの取り組みのひとつ。名古屋鉄道が提供するエリア版MaaSアプリ「CentX」サービスで購入できる。
「CentX」は名古屋鉄道の公式アプリ「名鉄 Touch」をリニューアルしたサービスだ。アプリの経路検索結果から鉄道などの移動と観光がセットになったチケットや、バスや船舶で利用可能なフリーきっぷなどをキャッシュレスで購入できる。ここに豊橋エリアとして参加しており、チケットとして豊橋市用の「いこまい豊橋 電車バス1日フリー乗車券」「豊鉄バス1日フリー乗車券」「渥美半島サイクルきっぷ」「渥美線フリー乗車券」「市内線フリー乗車券」を用意した。
MaaSはもともとフィンランドの首都・ヘルシンキで始まったサービスで、市民は月額制のアプリを利用すれば、鉄道、バス、フェリーやタクシーも含めた交通機関が乗り放題になる。旅行者にも4つのゾーンのうち2カ所以上を選んで利用できる仕組みがある。アプリは経路検索機能があり、ゾーン乗り放題チケットも兼ねる。
MaaSとは本来、このようなシンプルなサブスクリブションサービスだ。国土交通省もそこを目指していると思うけれども、実態として同じ地域に複数の事業者が存在し、統合できないため実現できていない。現在は「フリーきっぷを電子化して特典を付ければMaaS」という状況だ。
理想のMaaSを目指してk8 カジノ
ラグビー ワールド カップ 日本 スコットランド MaaSの思想を例えるなら「塩と胡椒を毎日使うなら、塩胡椒という瓶が1つあればテーブルがスッキリ」となるはず。しかし、「やっぱり塩だけ、胡椒だけの瓶も必要だよね」となり、2つの小瓶を1つにまとめようとしたのに3つに増えちゃった。これが日本版MaaSの現状だ。必要なものになるはずが、あってもなくてもいいものになっている。だから流行らない。
豊橋市の公共交通(出典:豊橋市、豊橋市公共交通マップ)
豊橋市内に限定するなら、バス事業者は豊鉄バスだけ。鉄道は豊橋鉄道の路面電車と渥美線の11駅。JR東海の在来線で4駅だ。東海道新幹線と名鉄は豊橋駅だけだから対象から外すとして、あとはタクシーを巻き込めばヘルシンキ並みのMaaSになる。市民向けの月額サブスクと旅行者向けのゾーンチケットを実装すれば理想のMaaSが完成する。「塩」も「胡椒」も「塩胡椒」もいらない。ましてや「アジ塩胡椒」もいらない。ドラえもんに出てきた、なんでもおいしくする万能調味料「味のもとのもと」を目指してほしい。
そして今回、テクテクライフの役割は「フリーきっぷからMaaSへの橋渡し役」になった。今後は「MaaSに楽しさを提供する」となるだろう。実用的なMaaSにゲーム的な楽しさが加わる。それこそが日本的なMaaSだと思う。
スタンプラリー期間中は月に1度「ベテラン運転士 今泉さん」のトークイベントを開催する。10月のイベント会場はブラックサンダーのラッピング車両だった。チョコレート菓子「ブラックサンダー」の工場が豊橋にある
(取材級力/豊橋鉄道)
杉山淳一(すぎやま・じゅんいち)
乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢=鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。著書に『(ゲームソフト)A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック(KADOKAWA)』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。(幻冬舎)』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法(河出書房新社)』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」。
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